よもぎファーム|岐阜・郡上のよもぎブランド

2026/10/02 20:50


「国産よもぎ」と書かれていれば、どれも同じなのでしょうか。
よもぎは、育った場所や栽培・採取方法、収穫する季節、使用する部位、収穫後の加工によって違いがあります。さらに、加工したよもぎをどのような状態で保存し、届けるのかも大切です。
国産よもぎを選ぶとき、私たちが確認してほしいと思うのは、次の5つです。

① 産地が具体的に分かるか
「国産」だけでなく、どの地域・どのような環境で育ったのか。

② どのように育てられた、または採取されたものか
栽培されたものか、自生したものを採取したのか。栽培・採取場所や管理方法が分かるか。

③ いつ収穫し、どの部分を使っているか
春・夏・秋のいつ収穫したのか。葉だけなのか、茎を含む全草なのか。

④ 収穫後、どのように加工しているか
洗浄、加熱、乾燥など、商品になるまでの工程が分かるか。

⑤ どのような包装で保存されているか
光・空気・湿気などから守るために、どのような袋や容器、保存方法が選ばれているか。

大切なのは、「国産」「農薬不使用」「手摘み」といった一つの言葉だけで判断しないことです。
どこで育ち、どう育てられ、いつ収穫され、どう加工され、どのような状態で届けられるのか。
ここから、一つずつ詳しく見ていきます。



❶「どこで育ったよもぎか」を見る


まず確認したいのは、よもぎの産地です。
「国産」「○○県産」という表示は大切な情報です。

ただ、産地を見る目的は、地名だけで優劣を決めることではありません。
大切なのは、どこで、どのような環境の中で、誰が育てたよもぎなのか。その背景まで確認できることです。

農産物は、その土地の気候や風土、土壌、地形などの環境の中で育ちます。
農林水産省の地理的表示(GI)制度でも、生産地の気候・風土・土壌などと農林水産物・食品の特性とのつながりが重視されています。

例えば「岐阜県産」まで分かれば、「国産」だけより具体的です。
さらに市町村や栽培場所、生産者まで分かれば、そのよもぎがどこから来たものなのか、より具体的に知ることができます。

例えば、よもぎファームでは、岐阜県郡上市大和町、標高約630mにある自社農場でよもぎを育てています。
これは「この場所だから品質が高い」という意味ではありません。
原料がどこで育ったのかを具体的に確認できる。
産地を見るうえで、まず大切にしたいポイントです。



❷「どのように育てられたか」を見る


次に確認したいのが、栽培・採取方法です。
よもぎには、畑で栽培されたものだけでなく、野山などに自生しているものを採取して利用する場合もあります。
「自然」「天然」「農薬不使用」という言葉だけでなく、栽培されたものなのか。

・自生したものを採取したのか。
・どのような場所で育ったのか。
・誰が管理・採取したものなのか。

ここまで見てみてください。
農林水産省のGAP(農業生産工程管理)でも、農産物の安全を考えるうえで、農薬だけでなく、ほ場の周辺環境、土壌、水などからの汚染リスクを確認することが重視されています。
動物や鳥などの糞便による微生物汚染も、危害要因の一つです。

もちろん、自生しているよもぎが悪いということではありません。
大切なのは、どこで採取されたものなのか確認できることです。

例えば、よもぎファームでは自社農場で栽培し、農薬・化学肥料・除草剤を使わずに育てています。
そのため、栽培場所だけでなく、育て方や収穫まで自分たちで確認できます。
「農薬不使用」という言葉だけではなく、どこで、誰が、どのように育てたものなのか。
そこまで情報が公開されているかも、選ぶときの一つのポイントです。



❸「いつ収穫し、どの部分を使っているか」を見る


よもぎは、一年中同じ姿ではありません。
春にはやわらかな新芽が伸び、夏には大きく成長し、秋には花をつけます。
そのため、

・いつ収穫したのか。
・どの部分を使っているのか。

も確認してみてください。

・葉だけを使うのか。
・茎を含めた全草を使うのか。
・春のよもぎなのか。
・夏まで成長したよもぎなのか。
・花をつけた秋のよもぎなのか。

用途によって、選ぶよもぎを変える方法もあります。

例えば、よもぎファームのよもぎ茶「草めぐ実」には、春に芽吹いたやわらかなよもぎの上部だけを一本ずつ手摘みして使用しています。
一方、入浴用芳香料「草湯らぎ」には、春・夏・秋に収穫したよもぎを組み合わせ、葉だけでなく茎を含めた全草を使用しています。

一年を通して実際に収穫していると、季節によって姿だけでなく香りにも違いを感じます。
特に花をつけた秋のよもぎには、青々とした草の香りの中に、花を思わせるフローラルな香りを感じます。

また、葉だけを選別して茎を捨てるのではなく、できるだけ植物全体を生かすことも一つの考え方です。
よもぎファームでは、一つのものをできるだけ丸ごと生かす「一物全体(いちぶつぜんたい)」という考え方も大切にしています。
同じよもぎでも、いつ収穫し、どこを使うのか。
そこにも商品の違いがあります。



❹「収穫後にどう加工しているか」を見る


収穫したよもぎは、そのまま商品になるわけではありません。
収穫後、どのように加工されているのか。
ここも確認したいポイントです。
例えば、

・洗浄しているのか。
・湯通しなどの加熱工程があるのか。
・天日で乾燥するのか。
・機械で乾燥するのか。
・複数の乾燥方法を組み合わせるのか。

製法は一つではありません。

農林水産省も、乾燥食品には自然乾燥や機械乾燥などがあり、加熱などの工程を組み合わせる方法もあると説明しています。
こうした加工方法によって、仕上がった原料の色や香り、食感などにも違いが生まれます。

例えば、よもぎファームでは、自社農場で収穫したよもぎをまず洗浄します。
その後、低温で短時間湯通しし、冷却してから、天日乾燥と倉庫内での送風乾燥を組み合わせて段階的に乾燥させています。
実際に乾燥方法を変えて比較すると、長く天日に当てたものと、天日の時間を短くして送風乾燥したものでは、色や香りに違いが現れました。
同じ畑で収穫したよもぎでも、収穫後の加工によって仕上がりは変わります。
だからこそ、栽培方法だけでなく、商品になるまでの加工工程も見てみてください。



❺「どのような包装で保存されているか」を見る


最後に確認したいのが、包装と保存方法です。
よもぎは乾燥させれば、それで終わりではありません。
乾燥後も、空気や湿気、光などの影響を受けながら少しずつ状態が変化します。
特に乾燥よもぎは、香りも大切な特徴の一つです。
そのため、

・どのような袋や容器を使っているのか。
・光を通しにくいのか。
・酸素や水蒸気を通しにくい包装なのか。
・保存のためにほかの工夫をしているのか。

も見てみてください。
包装は、単に商品をきれいに見せるためのものではありません。
加工したよもぎを、できるだけ良い状態で届けるための最後の工程でもあります。

例えば、よもぎファームでは、商品に合わせてアルミ箔やアルミ蒸着の袋、遮光性のある瓶などを使用しています。
入浴用芳香料「草湯らぎ」では、さらに乾燥剤(シリカゲル)と脱酸素剤を封入しています。
乾燥剤は湿気を抑えるために、脱酸素剤は袋内の酸素を減らすためのものです。
畑で育て、収穫し、加工する。
そこで終わるのではなく、お客様が袋を開けるところまで。
包装も、よもぎを届けるための大切な工程の一つです。



よくある質問


Q. 国産よもぎなら、すべて同じですか?
いいえ。「国産」という表示だけでは分からない違いがあります。産地、栽培・採取方法、収穫時期や使用部位、加工方法、包装・保存方法なども商品によって異なります。

Q. 国産よもぎを選ぶとき、何を確認すればよいですか?
「産地」「栽培・採取方法」「収穫時期・使用部位」「加工方法」「包装・保存」の5つを見ると、原料から商品になるまでの背景が分かりやすくなります。

Q. 自生しているよもぎは良くないのでしょうか?
自生していること自体が良くないわけではありません。大切なのは、どこで育ち、どのような環境で採取されたのかを確認できることです。

Q. よもぎは収穫する季節によって違いますか?
よもぎは春に芽吹き、夏に成長し、秋には花をつけます。姿や香りも一年を通して変化します。用途に合わせて収穫時期を選んだり、異なる季節のよもぎを組み合わせたりする方法もあります。

Q. よもぎは葉だけを使うものですか?
商品によって異なります。葉を中心に使用するものもあれば、茎を含めた全草を使用するものもあります。どの部分を使用しているか確認してみてください。

Q. 収穫後の加工方法によって違いはありますか?
あります。洗浄、加熱、乾燥などの方法によって、仕上がったよもぎの色や香り、食感などに違いが生まれることがあります。

Q. 包装も確認した方がよいですか?
はい。包装には、光・空気・湿気などから内容物を守る役割があります。乾燥よもぎでは、どのような袋や容器で保存されているかも確認したいポイントです。




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