2026/06/07 21:27

今日も、よもぎ茶用のよもぎを手摘みしました。🌿
標高630mの岐阜県郡上市です。
朝は曇り空でしたが、途中から小雨が降り始めました。
涼しく、すがすがしい空気の中で午前中の収穫を行いました。
今回摘んだのは、一番上の柔らかな若芽です。
よもぎは株ごとに高さや育ち方が違うため、香りや葉の状態を見ながら、柔らかな上部を一本ずつ手摘みしています。
昔から、「端午の節句の頃のよもぎが良い」と言われてきました。
旧暦の端午の節句は、今年は6月19日です。
ちょうど今の時期にあたります。
では、なぜ端午の節句頃のよもぎが大切にされてきたのでしょうか。
❶ 葉が充実し、香りが豊かだから
春先に芽吹いたよもぎは柔らかい反面、まだ十分に育ちきっていません。
一方で夏になると茎が硬くなり、葉も厚くなります。
端午の節句頃のよもぎは、葉が十分に育ち、香りも豊かで、まだ硬くなりすぎていない状態です。
そのため、昔から薬草として利用するよもぎの収穫適期のひとつとして大切にされてきました。
❷ 端午の節句は薬草文化の日だった
端午の節句は、もともと薬草と深い関わりを持つ行事でした。
菖蒲やよもぎを飾り、季節の変わり目を健やかに過ごせるよう願う風習があります。
昔の人にとって、よもぎは暮らしを支える身近な植物でした。
だからこそ、状態の良い時期を見極めながら収穫していたのでしょう。
❸ 昔の人が経験から選んだ時期だった
昔の人は分析機器を持っていませんでした。
それでも植物の様子や香りの変化を観察しながら、暮らしの中で知恵を積み重ねてきました。
「端午の節句頃のよもぎが良い」という言葉も、そのような経験の中から生まれたものだと思います。
もちろん、よもぎは春・夏・秋と収穫できます。
季節によって香りや表情は異なり、それぞれに魅力があります。
その中でも端午の節句頃のよもぎは、昔から特に大切にされてきた収穫期のひとつでした。
私たちも、その知恵を参考にしながら、よもぎ茶用の若葉を収穫しています。
実際に畑を見ると、葉は十分に育ち、香りも豊かです。
昔の人が大切にしてきた理由が少し分かるような気がします。🌿
現在収穫しているよもぎは、この夏発売予定のよもぎ茶「草めぐ実」の原料になります。
岐阜県郡上市の自然の中で育ったよもぎの香りを、そのままお届けできるよう準備を進めています。
忙しい毎日の中で、ほっとひと息つく時間のお供になれたら嬉しく思います。
あなたは、よもぎ茶を飲んだことがありますか。🌿
