よもぎファーム|郡上自然栽培よもぎ・入浴剤とアロマの草ブランド

2025/08/16 21:21


よもぎファームでは今、「草灯り(くさあかり)」という名のアロマキャンドルづくりを進めています。
火を灯したとき、ふっと心がほどけるようなやさしい香り。
そのひとときが、日々を生きる誰かの静かな灯りとなるように――そんな想いを込めて、少しずつ形にしています。


よもぎの香りを、手作業で抽出しています

キャンドルの核となるのは、私たちの畑で育てた在来のよもぎから、手仕事で抽出したオイル。
「インフューズドオイル」という伝統的な製法を用い、草そのものの香りとちからを、静かに引き出しています。
このよもぎオイルには、人工的な香料や着色料は加えていません。
自然のままの香り、自然のままの色。
キャンドルに注ぐと、やわらかな若竹色があらわれ、草の息づかいをそっと感じさせてくれます。


精油と植物性ワックスとの配合にも、静かなこだわりを

香りの奥行きを出すため、よもぎオイルに数種の精油をバランスよく加えています。
テーマは「癒し」「浄化」「巡り」。
たとえば、心を落ち着かせるラベンダーや、清涼感のあるハーブの香りが、よもぎの薬草らしさを引き立て、やさしく重なっていきます。
ベースには植物性のワックスを使用し、空気を汚さず、やわらかな炎と香りが広がる仕上がりになっています。


香りが、感情をほどく時間になりますように

このアロマキャンドルは、疲れた日の夜、深く息を吐き出したいときにそっと寄り添えるものを目指しています。

・緊張をゆるめる
・空間を整える
・呼吸を深くする

植物たちが持つそれぞれの特性を活かしながら、目には見えないレイヤーのように香りを重ねました。
キャンドルの光と香りが、感情の奥に静かに届くように、祈るような気持ちで調香しています。


「草のちから」が、そっと灯るように

私たちの暮らす岐阜・郡上の山あいでは、在来のよもぎを無農薬で育てています。
今日の一枚は、その畑で防虫ネットを設置している様子。
自然と共に生きるというのは、こうした地道な積み重ねでもあります。
キャンドルの完成にはもう少し時間がかかりますが、香りを試し、形を整えるこの工程もまた、草と共に過ごす大切な日々です。
どうか、この試みが、どこかの誰かの心にそっと火を灯すものでありますように。
よもぎファームでは、これからも草と人をつなぐものづくりを続けてまいります。


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